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「にゃー、みにぃ、大丈夫かにゃ?」
「無理ー。もー無理ー。無理させすぎー。」
みにぃの小さな身体では犬との戦闘でさえぎりぎりであった。
気が付けば、先ほどまで一緒にいたはずの歩行雑草も姿を消している。
「にゃー…じゃ、このへんで休憩しよ。」
「ん、俺寝るー。…くうくう」
寝ると宣言されたと同時にみにぃの寝息が聞こえてきた。
「うにゃ…みにぃ、疲れたのにゃね」
そう言いながらかばんから出した毛布をこっそりかけて、ぼんやりしていると、
優しそうな顔をした1人の青年が通りかかった。
青年「あれ?なんかいる…。けもの?遺跡に棲む者か?…いや、寝てるぞ…」
(かけた眼鏡に手をやりながら、じっとみつめる。)
じぃと見つめる視線に気づいてにゃもは話しかけた。
「こんにちはにゃのー。にゃもですよー。こちらはみにぃ。今寝てますけど。」
「なんだ?獣にやられたのか?」
「犬に襲われたのにゃー。みにぃ、いっぱい噛まれたのにゃあ…(耳が垂れる)」
「うーん…どうみても弱そうだし…。そうだなあ、じゃあ、コレあげるよ。使いなよ。」
青年は白い石をにゃもの方に放り投げるとこう言った。
「それ白石さん、防具ね。頭に『生協の』はつきません。じゃ、連れいるんでこのへんで」
「あ、ありがとうなのにゃー!すっごく助かるのにゃー!にゃも、がんばりますのにゃー!」
にゃもは青年の背中が見えなくなるまで、手を振った。一生懸命、手を振った。
「親切な人っているのにゃねー。…めめたぁず・おりじなる渡すの忘れた…。今度会ったら渡すにゃ」
にゃもは白石さんをタオルに包んでかばんにしまうと、さらに毛布を出し、自分もみにぃの隣で休むことにした。
なにも遮る物のない平原では、朝日が直接顔にふりそそいでくる。
にゃもの朝は早い。
「にゃー…もう朝にゃ」
にゃもはぴょこんと飛び起きると、むにょーんと伸びをした。
しゃこしゃこと顔を洗って、頭もすっきりしてくると、少し離れたところに小さな山のようなものが
ぽっかりとあるのに気づいた。
「あれー?あんなの昨日あったかにゃー?みにぃ!みにぃ!起きてー」
「ん?なんだ?」
ごろりと横になっていて寝ていたみにぃは片方の目だけ開けて答えた。
「あれは山かにゃあ?丘かにゃあ?ちょっと近くに行って見てくるにゃー」
「ちょ、山はやばいって!すっごいの出るって!やめとけって!」
驚いてぴょこんと飛び起きたが、にゃもはもうそっちの方へふらふらと向かっていた。
すると程なく悲鳴が聞こえてきた。
「ぎゃー!また猛獣ー!」
みにぃの全身の毛が逆立った。
だが、しばらくたってもなんの気配も感じられない。
おそるおそるにゃもが向かった方向に歩いていってみると、驚いたことに小山のように見えていたそれは竜の子供であった。
竜の子はごろりと横になって、やさしそうな表情を浮かべ、にゃもにおなかを撫でられている。
「クークルルー……」
「どらごんだ…」
「あ!みにぃが来ましたにゃ!みにぃ!みにぃ!こっちですにゃよ!」
すると、にゃもにみにぃが返事をするよりも早く、どこからともなく声が聞こえた。
「ひいいー!猫!猫が仲間を呼んどるのかっ!もう耐えらんのね!ユ・ア!なんとかするんじゃ!」
「なんだ、この声?どっから聞こえてるんだ…?あ!」
みにぃは竜の子の口の中から、ひらひらとした青い鳥の羽根がちらちら見えることに気づいた。
キリトリ「…ってあれ、なん、猫と違うんね……?(恐る恐るユ・アの口の中から見てる)」
みにぃ「あ…さっきの悲鳴もお前か?俺は猫じゃない!野兎だっ!」
キリトリ「野兎…野兎ちゅうと、あの、野兎じゃね。…。でも、連れはどうみても猫じゃああああ!
どういうことなんじゃああああ!!!(口の中で暴れる)」
ユ・ア「クルルーキュッキュルッキュー!!!」
キリトリ「そんな抗議されても、俺は猫はだめなんじゃー。ユ・ア、ほれ、ゴー」
にゃも「ユ・アさんっていうにゃねー!覚えたにゃっ。ユ・アさんはおっきな身体ですにゃー」
みにぃ「おお、立派な体格だぜ!にゃももこれくらい身体鍛えなきゃだめだぜー。
遺跡では一に体力、二に体力だからな!」
にゃも「にゃー。そうなのにゃねー。勉強になるにゃ。どうしたら、そんなにおっきくなれますかー?にゃー」
ユ・ア「キュルルーンクックルキュルーン♪…キュルル、クルルー♪」
キリトリ「ユ・ア!俺の話を聞かんね!歌ってるばあいじゃないんじゃよっ」
にゃも「おおおー!お歌歌うのにゃー。にゃーにゃーにゃー!くるくるにゃー!」
ユ・アはゆっくり身体を起こすと、嬉しそうに首を揺らしながら歌った。
歌いながら、にゃもの顔に自分の顔を近づけると、にゃもの瞳をじっとみつめた。
そうしてから、ゆっくりと前方に向かって歩き始めた。
「にゃーにゃーにゃーくるくるにゃー♪にゃ?どこかに行くにゃー?」
にゃもが問いかけると、ついておいでというように首を動かして、「キュー」と一声鳴いた。
にゃも「にゃーにゃー!一緒に行くにゃー!わーいわーい!仲間が増えたのにゃー」
みにぃ「おー!すっげー!すっげーなー!」
楽しそうに歌う竜の子の周りを猫と兎がはねながらついていく。
そして竜の子の口の中で、鳥は1人、抗議の声をあげるのであった。
※※※
前回のゲストキャラはEno.472冥王星さんでしたー。(ありがとうございました!)
今回のゲストキャラはEno.43クリムさんでしたー。(白石さんありがとうございました!)
そして、Eno.1449ユ・アちゃんとキリトリさんはレギュラーです!(よろしくお願いします!)
※できごと※
叫びでクリムさんが防具くれるって言ってたので、伝言飛ばしてアイテムゲット!
そして、以前から注目していたユ・アちゃんが前回2コマ違いのところにいたので、
ジゴローくん(274)の助けも借りて無事PTを組むことができました。