10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
記念だ記念だわーい☆
淡雪たん、ギュス様、戒会たん、ブルギニョンヌたんにリンク登録してもらいました!
みんなありがとー!
うちもやっとこ、リンクをぺたぺた増やしてみました。
「にゃー、みにぃ、大丈夫かにゃ?」
「無理ー。もー無理ー。無理させすぎー。」
みにぃの小さな身体では犬との戦闘でさえぎりぎりであった。
気が付けば、先ほどまで一緒にいたはずの歩行雑草も姿を消している。
「にゃー…じゃ、このへんで休憩しよ。」
「ん、俺寝るー。…くうくう」
寝ると宣言されたと同時にみにぃの寝息が聞こえてきた。
「うにゃ…みにぃ、疲れたのにゃね」
そう言いながらかばんから出した毛布をこっそりかけて、ぼんやりしていると、
優しそうな顔をした1人の青年が通りかかった。
にゃもは歩行雑草と戦っている。
雑草「モッサァァァァァァァッ!!」
にゃも「きらーん☆」
野兎「…」
雑草「モッサァァァァァァァッ!!」
にゃも「よけるのにゃー!」
野兎「…」
雑草「モッサァァァァァァァッ!!」
にゃも「あたりませんのにゃー!こっちもぱーんち」
野兎「…」
雑草「モッサァァァァァァァッ!!」
歩行雑草が倒れた!
野兎「…」
にゃも「ってさっきからきみはなんで見学してるんですにゃー?一緒に戦ってくださいにゃー」
野兎「俺、今、倒れてるシー。お前にやられたシー」
雑草「モッサァァァァァァァッ!!」
にゃも「えー。さっきまでお話してたのにー」
野兎「ん、じゃ、次、次な。飯食ったら戦うわー」
雑草「モッサァァァァァァァッ!!」
にゃも「そういえば、おなかへったにゃー。あ、あのね、おじいちゃんがお友達ができたら一緒に食べなさいって言ってた」
(かばんをごそごそ)
にゃも「はいっ!」
(にゃもは『メメタァズ・オリジナル』を差し出した)
『メメタァズ・オリジナル』
その味は甘くてクリーミーで
こんな素晴らしいキャンディーをもらえる私は
きっと特別な存在なのだと感じました。
今では私がおじいちゃん
孫にあげるのはもちろんメメタァズ・オリジナル
なぜなら彼もまた
特別な存在だからです
野兎「ということは俺もまた、特別な存在なんだな…」
雑草「モッサァァァァァァァッ!!」
タックルー!!!
目の前に飛び込んできたのは一匹の野兎であった。
「にゃー!なにすんのにゃー!」
にゃもは飛びのいた。
「ん、何その視線、食う気?」
「そんなこと言ってませんのにゃー!!!」
「最弱だとか思ってんじゃねえよー!やってやるぜー!!!」
「思ってませんのにゃー!てゆうか、いきなり飛び込んで来て、なにいってんのー!?」
そんなわけで、にゃもは野兎と拳をかわしてしまったのにゃ。
(てゆうか、よけた。)
あまりの気迫に押されて全力で戦ってしまったのにゃ…。
(てゆうか、全力でよけた。)
野兎「せめて美味しく料理してくれよな。」
にゃも「えー…たべるんですか…。きみを…。」
野兎「なんだよ、不満げだな!うまいんだぞ!おれの肉ぁはよぉ!食うか食われるかだろうがよぉ!野生の掟ってやつだろーがよぉ!」
にゃも「…てゆうか、元気ですよね?起きてくださいよー…ですのにゃ」
野兎「…最後のとってつけたような『ですのにゃ』が気になるんだが…」
にゃも「きみのしゃべり方につられてるんですのにゃ」
野兎「どうつられてんのか、わかんねえ…。ちょーしくるうな。」
にゃも「起きてー、一緒にいこー」
野兎「…。しかたねえな。よっこらしょ。」
にゃも「わーいわーい!お友達が増えたのにゃっ!にゃも、うれしいのにゃ!」
野兎「まだ、おめえと一緒に行くって決めたわけじゃねえよ。」
ガサリ…
倒れ中の野兎とお話中のにゃもの背後に今度は歩行雑草が現れた!
にゃも「にゃー!?あれっておいしい草ー?」
野兎「『おいしい』とか冠つけてんじゃねえよ…」
にゃものかばんの中にはおじいちゃんから持たされた謎の装置が入っていた。
だが、にゃもがその装置を手に取ることはまだなかった。
「今日はけんけんぱするのにゃー!!!」
にゃもはものすごい勢いで一人、けんけんぱっぱーけんぱっぱーしていた。そのとき・・・
ガサリ…
「ふぬう?」
けんけん中のにゃもの背後に現れたのはー?